サッポロ 福原取締役インタビュー:3|初めての転換期で得られた経験は?

2015年度JMI部長のためのエグゼクティブマネジメントコース修了生である、
サッポロホールディングス株式会社 取締役人事部長 福原真弓様を訪問しました。
(以下敬称略 役職はインタビュー当時)

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——そういう意味では、福原さんがこの会社に入って一番始めの転換期だった感じですか?

福原
恐らくそうだと思います。

札幌に行ったのことも、非常に大きな経験で、いろいろな会社の人といっしょに仕事をすることや、ゼロからスタートする企画の経験ができました。

でも、事業をオペレーションするという意味では、ワインマート時代の方が大きい経験になりました。

幸いなことに小売りはとても分かりやすい仕事なのです。
毎日の売上がいくらとすぐに出てきます。
自分の働きが売上にどうつながったのか?
極端なことをいえば自分が人件費分の働きをできたのか?
ひと目で見えるようになっているでしょう。
結果も分かりやすく、自分の使命も分かりやすかったですね。

——そういう意味では、会社を経営するという視点もぐっと上がった感じですか?

福原
そうかもしれないですね。

ただ、当時は「経営」というよりは「運営」という感じだったと思います。

実際、資金繰りの心配をしなくてよいところが、世の中の経営者の方と全く違うところだったのではないでしょうか。

サッポロの看板があって、日々の運転資金も何とか回っていました。

日々の営業や従業員のモチベーション、お客様に対するサービス、商品の品揃えを端から端まで考える良い機会になりました。

それはとても大きかったと思います。

——そこが終わってから、本社のビール部門へ移ったわけですね。

福原
実は、ワインマートにいる間に2回、産休と育休を取っていました。
そのたびに少し仕事内容が変わっていて、1回目の育休明けはちょうど人事異動のタイミングでなかったので、いったん本社に戻って人事部に半年預けられ、結局元の部署であるワインマートに戻りました。

そのころ、ちょうどワインブームが起きていたのです。

最初のときは店舗面積が広い世界中のワインを取り扱う店を担当しましたが、今度はフランスワインの専門店を受け持ちました。

そのお店は、フランスの三つ星レストランのワインショップのブランドを借り、日本で10年間商売をしていたお店です。
ブランドビジネスという感じでしたね。
それで、フランス人のブランドにかけるプライドの高さを学びました。

2回目の復職のときは「今度、インターネットのショップを立ち上げるから、戻って来て」といわれ、復帰後はそれを担当しました。

だから、大きく分けて計3回、仕事が変わっているのです。

足掛け12、3年、ワインマートにいて、本社へ復帰しました。

本社での仕事は輸入ワインのマーケティングでした。
だから、そのときはまるで新入社員のような状況でしたよ。

——それだけワインマートで実績があっても、本社でのワインの仕事は全く違っていましたか?

福原
やはり、小売とメーカーではかなり違います。

小売りの経験が得意先の気持ちをつかんだり、消費者が何をきっかけにワインを買うかを推し量ったりするのに役立ちましたが、1つのブランドをマーケティングするというのは小売と異なっていました。

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